でも一番古い私たちの扱いはぞんざい。丈夫だからといっ て、投げ飛ばされたり蹴飛ばされたり。ときには臭い銀杏 やチクチク痛い栗のイガを運ばされたこともありました。 ハサミやノコギリ、草刈り機たちは、使った後大事に掃除 してもらって小屋の中に入れてもらえるのに、私たちは使 いっぱなしで、雨の日や寒い夜に外に置かれたこともしば しば。これって虐待!? そして先日、なんとバックしてきた奥さんの軽トラにひか れ複雑骨折。もう「み」も心もボロボロです。 さすがに私も引退。新人の若い箕と交代となりました。 でもご主人に「長い間ごくろうさま。」と声をかけられ 「み」に余る光栄でした。]]>