インターネットの功罪

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宇津救命丸は、昔は口伝えでおばあさんから お母さん、お母さんからまたその娘さんに、伝え られてきました。 江戸時代は看板によって、明治・大正時代にな ると新聞・雑誌によって広められ、昭和の中ごろ からはラジオ・テレビが中心となってきました。 そして、いまやホームページがその会社の顔と も言われ、詳しい商品情報や、会社の姿勢など が手軽にお伝えできます。 その反面、一方的に流される誤解や中傷を 止めることができません。 「宇津救命丸」で検索しますと、Yahooで約 27000件、Googleで約32000件ヒットします。 その中には、お母様方の掲示板の書き込みも 多く、「宇津救命丸を飲ませたら夜泣きがピッタリ 止まった」というような嬉しいお話もありますが、 とんでもない噂も流れます。 一番困るのは「友達が、お医者さんから 宇津救命丸は精神安定剤だから飲ませない方 がいいと言われた。」などと、根拠のない書き 込みをされることです。それを見た別のお母様が、 「今まで飲ませていたけど怖いからやめるわ」と 答えられ、大変残念な気持ちになります。 ちょっと考えていただければ、そんな薬が厚生 労働省の許可を受けれるわけがないとおわかり になるはずなのに・・・ 第一、そんな怖い薬が400年もの間、多くの赤 ちゃんに飲まれてきたわけがありません。 「友達から聞いた話しだけど・・・」という話は昔 からありました。でも、たいていそれは又聞き で、相手の顔が見える会話ですから、聞いた人 も噂話としてそれ程信用しませんでした。 しかし、今はネットで会ったことのない人から活 字で伝えられると、あたかも真実のように思えて くるから怖いのです。 そういう時こそ、インターネットを利用して、メーカー のホームページを見ていただければ、違うという ことがすぐにわかるはずなのですが・・・ ネットによる中傷被害は、匿名で誰でもできるの で、これからも増えていくかもしれません。 便利なものを使うには、使う人の良識が望まれ ますね。 ]]>

あせもと桃の葉