生まれたときからずっと一緒だったモルが死んだので、最初はさぞ寂し
がるかと思っていましたが、その素振りはまったく見えません。なにしろ
モルが死んだ直後に、亡がらを跨いで行ったという伝説の持ち主。
息子によると、自分は人間のつもりで「飼犬が死んだ・・・」ぐらいに思っ
てるのではないかと。
散歩に連れて行って、モルと同じシェルティを見ても、懐かしがるどころ
か「フン!」って感じ。ところが、亡くなった私の母に似た白髪のおばあ
さんを見るとそばに寄っていくので、なんか哀れです。犬は3日飼えば
3年恩を忘れないというのはほんとのようです。
家内はどちらかというとモルの方をかわいがっていたので、リリは家内
に甘えることはなかったのですが、いまはリリがその愛情を独り占め。
家内に愛想を振りまいたり甘えたりして、お風呂でもトイレでも後をつい
ていって外で待ってます。家内は、ほんとはリリも甘えたかったのに、
モルがいたから遠慮していたんだろうと哀れに思ってます。
一方でだんだんわがままになり、呼んでも知らんぷりしたり、散歩中に
ストライキをおこしたり、傍若無人を発揮してきました。
痒がっていたりすると、夫婦で即シャンプー。薬用シャンプーで洗って
やると痒みがとまるみたいです。
ドライヤーも嫌がらずにおとなしくしているので楽です。
ある日家内が二階にいると、下でドスンドスンと物音。ドロボウ!?と
思ってそっと下をのぞいて見ると、リリが写真のようにとんでもないこと
に。ダンボールの中に捨ててあったお菓子を狙っての穴から首を突っ込
み抜けなくなったようです。たまにテレビで見る、ドジで捕まった泥棒の
よう。
リリの寝姿三態
得意のポーズでお昼寝。あごを何かに乗せて寝るのが大好き。
エクソシスト!!
たまに死んでいるのかと・・
モルが死んで寂しくなりましたが、そのぶんリリが精一杯癒してくれて
ます。
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