苦行の機械整備

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今年の夏以降は雨続きが多く、実家にいても草刈りとか庭仕事
が出来ませんでした。そこで前回話した機械のメンテナンスを
することに。

 

まずは酷使してきたハンマーナイフモア。
エンジンオイルは一度交換してますが、YouTubeで調べたら、
ミッションオイルも定期的に交換するのが必須とのこと。
ミッションとは変速機のことで、ハンマーナイフモアには3速
の変速機が付いてます。そのオイルが汚れるとギアが壊れる
可能性もあるとか。これはマズイ。

 

早速オイルの交換と、以前買っておいた替刃(ハンマーナイフ)
も交換することに。ハンマーナイフは回転しながら地面を叩く
ので、刃が削れて変形してしまい、雑草がもきれいに刈れなく
なって来てました。

 

その前に、雑草との壮絶な戦いで車体にこびり付いた大量の泥
や草をポータブルの高圧洗浄機で洗浄。
普通の洗浄機は電源やホースをつないだりで面倒ですが、これ
はバッテリー式で簡単便利。パワーもそこそこあります。

オイル交換するには古いオイルを抜き取らなくてはなりません。
ところがその栓が見つからない。ミッションケースの下の方に
付いてるはずですが、大きなキャタピラがジャマでよく見えま
せん。しかも同じようなボルトが沢山並んでてどれだかさっぱり。
大きさを替えるとか色を付けるとかしてくれればいいのに、
なんか意地悪してるみたい(私見ですが)。

 

説明書のイラストと見比べてもよくわからず、YouTubeで探し
ても同じ機種が出てないのでわかりませんでした。
頼みの綱のAIに聞いたら、車体の下から見ればわかるはずだと。
そりゃそうだけど、下に潜り込める隙間は無いし、重さは200
キロもあるのです。

 

そこで一計を案じました。いつも軽トラに載せる時は渡り板を
かけ、自走で載せてるのですが、その途中で停めれば下から見
えます。ただし十分気を付けないと、落ちてきたら完全にOUT。
実際に横転して下敷きになり死亡した人もいるのです。

下に潜って探すとやっとボルトが見つかりました。これを探す
だけで半日! でも、出てきたオイルは真っ黒でドロドロ。
替えてよかったです。

 

次に刃の交換。ネジを外して交換するだけだから簡単・・・
と、思いきや、ナットが固くて回らない。普通のスパナでは刃
が立たず、工場の工作室からボックスレンチなどの工具を借り
てきました。何でも道具が肝心です。

ネジとボルトに潤滑油をスプレーし、力任せに・・・ダメだ!
びくともしません。しばらく思案しましたが、ひらめいたのは
レンチの柄を長くすればテコの原理で力がかかるはず(大きら
いだった物理の原理)。
柄につなげる長いパイプを探すと、棒状のアルミの草取り棒が
ありました。役立たずで放っておいたヤツです。

 

これをレンチの柄にはめて延長し、力を込めて回すと徐々に回
わり出し、ついに外れました。ヤッター!
でも、この刃が19個もあるのです。ハァー、ため息が出ます。

そのアルミの棒もさすがに力に負け、手元でだんだん曲がって、
ついにポッキリ折れちゃいました。それでも何度も繰り返し、
最終的に4つにまで折れましたがなんとか17個まで外せました。
役立たずの草取り棒の、最初で最後の貢献でした。

それでもどうしても外れないのが2個あります。端っこにある
ので特殊レンチが使えず、仕方なくそのままに。たった2個
ですから。
左が古い刃。きれいに丸く削れてました。

 

 

さあ、これでバッチリ。草地に運んで刈り始めました。
ところが、刃の回転を上げると音と振動が凄い。このままだと
ヤバそうなので中止にしました。たった2個古い刃が残っただ
けで、回転のバランスが崩れたようです。
せっかく苦労してここまでやったのに、この2つの為に修理に
出すのは悔しいです。

 

そのことをLINEで友人に話すと、ボルトを熱したらどうかと。
その話は聞いて知ってましたが、金属を焼き鈍すと、柔らかく
なってもろくなるのではと危惧してました。でも、そんなこと
言ってる場合じゃありません。

 

工作室へ探しに行くと小型のバーナーがありました。一か八か
これでやってみましょう。
ナットが赤くなるまでバーナーで熱し、レンチを使って回すと・・・
あら不思議。ビクともしなかったボルトが回りました。

 

晴れて19個全部交換することが出来、再度出陣。今度は振動も
なく、快調に動いてきれいに草を刈ることが出来ました。

 

芝刈機も軽くメンテナンス。ついでに刃も研いであげました。
芝刈機は、大きな刃が地面と平行して回転し芝を刈るのです。

その刃が芝生の中にある石や枝に当たり、傷めて切れ味が悪
くなってきます。
刃を外してグラインダーで研ぐと、また切れ味が戻りました。

今回もいろいろありましたが勉強になりました。
そして、あきらめずにやりとげた自分を褒めてあげたいです。

 

 

 

 

 

 

 

小さい身体で大きな力