関西地方は昔からあまり行く機会がなく、関西弁にどうも 馴染みがないので、大阪に行くとなんか外国に行ってるよ うで落ち着きません。特に地下街は東京と雰囲気が違い、 ３０年前なんて別世界でした。エレベーターに乗る時つい 左側に立ってしまいますが、大阪は右に立つんですよね。 展示会が始まる日は朝の8時半に朝礼があり、取引先の 幹部が揃うので、それに間に合わせて行かないと。日帰り しようと思っていたら、始発の新幹線に乗っても間に合わ ないことが判明し、前泊することにしました。 駅から近いホテルをネットで探したら、温泉付きで駅から ２分というビジネスホテルがありました。口コミに朝食が 美味しいとも書いてありました。部屋は狭そうだけど、 どうせ寝るだけですから。ネットで予約できるから楽ちん です。 夕方の新幹線で出発。夕飯は食べに行くのがめんどうな ので、東京駅で駅弁を買いました。むかしは高くてまずか ったけど、いまは種類も増えて美味しくなり、選ぶのも楽 しみです。 やっぱり好みは牛系です。 久しぶりの長距離。ゆっくり寝ていこうと思ったら、あちこ ちで携帯が鳴るわ、電話で話をする人がいるわマナーが 悪い。かと思うと、女性の車掌さんにぐずぐず文句を言っ てる人、間違った切符を渡されたと騒いでる人、大きな声 で同僚としゃべってる人など、うるさくておちおち寝ても いられませんでした。 新大阪に着き、地下鉄で目的地に。なるほどホテルは駅 からすぐで便利です。でも、部屋のドアを開けてビックリ。 せ・狭い！ たしかにネットに９平米と書いてありましたが、思った以 上に狭いです。いくら寝るだけといっても・・・そして、 なぜか不釣り合いにテレビがでかい。 気を取り直して地下の温泉に。宿泊者専用で、カードキー をかざすとドアが開きます。お風呂場は広くお湯は少し茶 色がかってました。ビジネスホテルの風呂は概してちょう ず鉢のように狭いですが、広くてしかも温泉というのは ポイント高いですね。 ビジネスホテルというと、男性のサラリーマンしか利用し ないイメージですが、このホテルは浴衣を着た女性とよく 会います。旅行者もけっこう利用しているようです。 廊下に自由に使えるズボンプレッサーが置いてあります。 これはいいアイデア。最近伸びているホテルチェーンです が、徹底的にコストダウンされていました。 部屋に戻り机の前に座ると、目の前３０センチに巨大な テレビがあり、画面全体が見渡せません。ベッドに横にな って見てるうち、うつらうつらとしてきました。 翌朝、早く起きてまた温泉に。これが失敗でした。身体が ほてって汗が出て、なかなかスーツが着れません。 なんとか汗が引いたので、地下のレストランへ。口コミで 絶賛してたので楽しみ。 料理はバイキング形式。でも、ありがちなメニューで味も 普通。だけど、料金は普通のホテルの半分でした。 ここで専務とばったり。夜遅く来て、同じホテルに泊まっ ていたようです。 駅は近いけど、早めに出発。それがよかった。 今日の会場へは違う路線で行くのですが、同じ駅名でも １キロ近く離れてることがわかりました。なーんだ、駅か ら近いと思ってこのホテルをとったのに・・・ 汗をかきながら、会場に着いたのは１０分前。そろそろ 朝礼のために人が集まってたいところです。 朝礼のときは図々しく一番前に並び、終わった後に卸の 社長や幹部にご挨拶しました。 今回のフェアは１５０社の薬、健康食品、化粧品、雑貨 メーカーが参加。会場はくねくねと曲がって仕切られ、両 側にメーカーがずらっと並んでます。会場を見て歩いたら、 けっこう距離があって大変でした。メーカーも気合が入っ ていて、沢山の社員が来ていました。 こういう所でずっと立っているのはつらいもの。若いころ、 あるデパートで薬の売子をやらされ、３日間立ちっぱなし でぐったりでした。接客しているときはまだいいのですが、 何もなくずっと立っているのが一番つらいです。 うちのブース。宇津救命丸をストレス対策でアピール。 アトラクションの獅子舞と皿回し。メーカー・卸・小売の 合同イベントのようなところも。 お昼になり、友人と地下の食堂街へ。なにか大阪らしいも のをとお好み焼き屋さんへ。お好み焼き定食と焼きそば定 食を頼んでシェアすることにしました。関西では、お好み 焼きや焼きそばをおかずにご飯をたべるんですね。まあ、 東京でもラーメンにご飯は当たり前になってきましたから。 焼きそばはイマイチでしたが、さすがお好み焼きはフワ フワで美味しかったです。 帰りに、新大阪駅で友人推薦の豚まん「５５１」をおみやげに 買いました。家に帰って蒸かしたら、中身がぎっしり詰まって 重い。辛子醤油を付けて美味しく食べました。 やっぱり大阪は食の文化・・なーんて、お好み焼きと豚まん しか食べてないのに。 ]]>