寿司喰いねえ 2

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前回の1よりだいぶ間が空いてしまいましたが、寿司ネタの続きです。

 

高くて近寄りがたいイメージのお寿司屋さんも、その後デバートなど
に出展し、明瞭会計となって入りやすくなりました。
そのうち回転寿司ができ当時は一皿100円の100円寿司と言ってたような。
最初は店舗も小さく、中を覗くと男ばかりで、家族連れや女性は入り
づらかったようです。

 

その後回転寿司も進化し、店も大きく明るくなって入りやすくなり
ました。メニューも寿司以外に、うどんやラーメン、フルーツやデザート
などが増え、女子高生がファミレス代わりに使ったりして。

 

安くネタを仕入れるため、ネタに原産地の旗を立てると、アフリカや
南米など、世界中の国の旗が立つのだとか。また、代用魚が増え、確か
正式名称を表示すると難しい名前で何の魚かわからないといわれた時
期もあったような気がします。

 

ネタも少しづつ高くなり、一皿200円、300円、400円と皿の色で別け
ました。その後、寿司は回っていても板前さんに言えば握ってくれる店
が増え、だんだんお客さんも回っている寿司を取らなくなり、同じ皿が
グルグル回っていることも。
ある店でお土産を頼んだ時、見ていたら回っている皿から寿司を入れ
られ、「しまった!」と思いました。

 

富山や石川など、寿司ネタの宝庫の地方にも回転寿司が増え、のどぐろ
や白エビ、ホッケなど、珍しいお寿司が食べられます。

 

最近は寿司が回らない店も出来、タブレットで注文すると皿がダイレクト
に届くように。価格の安い店も増えました。
10年ぐらい前に初めてそんな店に入ったとき、目の前が壁の席に座ら
され、周りに店員さんもいない。頼み方がわからず、仕方なく隣のお客
さんに聞いたことがありました。しかも、会計が安くてビックリ。
回転寿司もそこそこ値段が高かくなってたので驚きでした。

 

お寿司の人気は世界中に広まりましたが、日本ではみんなが気楽に食べ
れる国民食になりました。
もちろん、カウンターのあるむかしながらのお寿司屋さんも健在で、
一貫1000円、2000円の高級店も。
以前、寿司店の人気ランキングで、二位が回転寿司チェーンで、一位が
銀座の高級すし店ということがありました。価格帯がまったく違うのに、
同じ土俵でランキングするのはなんか変ですね。

 

 

運がいいのか、悪いのか。