音信不通

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と言っても自分のことです。

 

いまや現代の生活に欠かせない電話・携帯電話ですが、これが使え
ないと大変。

 

ある日、自宅の固定電話が使えなくなりました。受話器を取っても
プーップーッという音がせず、携帯でかけてもかからず、こっちから
かけることも出来ません。受話器が古いからもう寿命かな。

 

NTTに電話で調べてもらうと、電話機ではなく、どうも回線が悪い
様です。でも、修理に来れるのが3日後。まあ、どうせ固定電話に
かかって来るのは営業電話ぐらいだし、携帯があるから大丈夫。

 

翌日、妻が携帯を新しくするといって一人でショップに行きました。
終わったら連絡すると言ったのに、待てど暮らせど連絡がありません。
何度か携帯に電話すると、呼び出し音が鳴らずに切れちゃいます。
まだデータの移行中? 年寄りは自分で出来ないのでお店に頼みま
すが、これが案外時間かかります。

 

家に帰って妻にその話をすると、電話なんかかかってないし、私に
かけてもつながらなかったとのこと。そんな馬鹿な。
あらためて妻にかけると、やっぱりかからず、他の所にもかかりま
せん。そして妻の電話も。ええっ、なんで?ここら一帯に電磁波でも??
家の電話も使えないし、これは困ったことになりました。

 

もう夕方の6時でしたが、きょう頼んだ妻の携帯のデータ移行にも
不備があり、これから二人でショップに行こうということに。
最近は店も予約制なのですが、そんな場合じゃありません。

 

お店に行って事情を話し、試してみると、あれれ?もう普通につな
がっている。何かの具合で一時的につながらなかったようですが、
偶然にも全部が同時に起こったのでパニックになりました。
恥ずかしいので、来た目的はあくまでデータ移行の不備ということで。

 

翌々日、NTTの人が回線を見に来てくれました。さすがNTT。交通
整理のガードマンを引き連れて。
電柱に登ったり、外の配電盤を調べたり。でも原因がわかりません。
今度は室内の電話機周りを調べ、やっと原因を発見。

 

なんと、何十年も前に、国際電話が安くなるといって付けたアダプター
の故障が原因でした。姉夫婦がアメリカに住んでた時に連絡するため
付けたようで、もう存在すら忘れてました。
いや、電柱登る前に、先に家の中を見てもらえば・・

 

でも、いまや携帯が使えなくなるとパニックでしょう。
先日ニュースで、太陽フレーの活動が活発になると、最悪2週間ぐ
らい携帯がつながらなくなることが予想されるとか。
家に固定電話がない人が増え、街の公衆電話も見かけなくなってきて
るので、昭和中期のように隣の家の電話を借りたり、喫茶店で待ち合
わせして呼び出してもらったりするのでしょうか・・・

 

 

 

スープが冷めない距離にいる孫