小屋の撤去と思い出

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実家の敷地には、私が生まれる前からある板蔵や石蔵、道具
小屋や鳥小屋など、古い建物が10戸ちかく建ってます。
古いボロ小屋でも登記してあるので、年間数百円から数千円
の固定資産税がかかってます。
                                                      その中でも道具小屋と鳥小屋が酷くなってきたので、思い
切って壊すことにしました。昔の建物の作りはしっかりして
るので、いくら何でも壊すのは素人では無理。さすがにプロ
に頼むことに。
プロなら機械を使って壊すのは簡単でしょうが、問題は中に
入ってる大量のガラクタ。廃材を持って行くついでにその処
分も頼みました。
                                                        案の定、中身を出すのに4人がかりで数日かかってました。
火鉢がいっぱいあったので残してもらうことに。
昔の暖房といえばこれだけですから、寒さも過酷だったで
しょう。
下の火鉢は私の曾祖母が使っていたもの。毎朝工場長が挨拶
に来て火鉢の前に正座し、曾祖母は炭でキセルに火をつけ、
話を聞くのが日課でした。着物を着て頭は角刈りだったので、
今考えるとまるでヤクザの女親分です(見かけは怖かった)。
こんな物も出てきました。
木で出来た立派なものです。「宇津」しかないけど何に使っ
たのか?

鳥小屋は、昔鶏を飼っていたときのもの。
私と姉が幼少の頃、鶏が庭を歩いてました。食事のときに落
としたご飯粒をヒヨコが食べていたそうです。
                                                     機械で壊すのはあっという間。
後で周りの草木を刈ってサッパリしました。

                                                              建物を壊したあと、固定資産税を外してもらう為には役所に
届けなければなりません。
                                                         納税の課税明細書には家屋番号が付いてますが、番号と実際
の建物がどれかいまいち一わからない。そこで、Google Map
で拡大した写真を役場の税務課に持って行き相談することに。
すると、税務課には航空写真があって、建物に家屋番号が付
いてました。さすが!
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