休みにならない夏休み

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うちの今年の夏休みは8月11日から17日まででしたが、10日に薬師堂の
一万灯祭(読経のみ)があったので、5日から12日間、ずっと栃木の
実家に行ってました。その間、いろんなトラブルに会って。

 

毎年夏になると雑草が凄いとここでグチってますが、今年は特別。
2週間ぶりに栃木に行くと、敷地のどこもかしこも草ボウボウでした。
近所の農家の人が、「刈っても刈っても2週間で元の高さに戻る」と
こぼしてました。
最近草刈りを頼める人がいないので今回も厳しい戦いになりそうです。

 

体力を補うために機械化したので、草刈りもだいぶ楽になりましたが
やる場所がいっぱいあるから大変。その上この暑さなので、農家より
早く6時頃から作業を始め、10時には上がるというパターンで草刈り
しました。もちろん、薬師堂の境内もきれいに。

 

ビフォー

アフター


お墓の石台のメジが取れ(高圧洗浄のやり過ぎ)、お盆に間に合うよ
うに石屋さんが修理に来てくれました。
何やら骨組みを出して組立ててるので、「さすがプロ、特殊な機械を
使うんだ」と思ったら、ただの日除けのテントでした。

一万灯当日は10時に住職がみえて読経が始まるので、朝から工場の人
たちと薬師堂の飾り付け。いろいろしきたりがあるので、記録の写真
を見ながら準備しました。

気のせいか、今年の読経は例年より長かったような。でも、暑い割
薬師堂の中は微風があって助かりました。

マスクをしながらの読経は大変そう

隣の観音堂でも読経があります。

住職が帰られてからすぐに撤収。以前は、準備・本番・撤収に1日半
かかってましたが、最近は半日で終わらせるようになりました。

 

一万灯が終わると今度は迎え盆。その前日に長男の嫁と子供たちが
車で来るので宇都宮まで迎えに(長男は中国に出張中)。宇都宮駅に
は新しくトラムウェイの駅が併設され、大きく変貌してました。

 

子供たちが着いたら一緒にプールに入ろうと、前日に水を入れて
準備万端

でも、孫たちは葉っぱが落ちてるだの虫が浮いてるだの文句を言って・・・
結局水が冷たいと1時間ぐらいで出ちゃいました。
まったく都会の子供は!

 

13日は、暑くなる前の8時にみんなでお墓にお迎えに行きました。
孫達に、大きくなってもちゃんとお参りに来るようにと言っておきま
た。

午後、孫を軽トラに乗せ、昆虫採集に。といっても、捕まえたのは
コオロギとバッタ。孫がセミも捕まえましたが、地上で生きられる
時間が短くてかわいそうと言って逃がしました。

14日は、また住職に読経に来て頂きました。その前に、嫁が草刈りを
やりたいと言うので、6時から一緒に草刈り。ホントは今日ぐらい
安息日にしたかったけど、やる気があるなら指導しないと。こういう
ことも伝承しておかないといけません。

 

昼前にいらした住職は今年も初盆が10件あってお忙しいご様子でした
(高齢化社会の現れ)。

住職が帰られた後、東京に帰る嫁と孫を宇都宮まで送りました。その
帰りに近所の親戚の初盆に行って、忙しい1日が終わりました。

 

お盆の最中も草刈りは続きます。例年、雑草地帯に分け入って除草剤
を撒くのですが、今年は背の高さほどある雑草に阻まれ入れません。

普通の丸い回転刃では効率が悪く、写真の様な凶悪な新兵器を投入

この刃が回転するのでさすがの雑草もバッタバッタ。チョー危険です
が、それより粉砕されて青汁がビチャビチャ顔を直撃して参りました。

ここは以前は雑木林でしたが、木を切った時の大量の枝や切株が雑
草に隠れ、さすがのキャタピラ式草刈機でも入っていけません。
人力で刈っててもラチがあかず、そこでユンボの出動となりました。

 

さすが大型機械は背の高い密集した雑草の中でもどんどん入り、なぎ
倒していきました。でも、通った跡は地面が戦場のようにグチャグチャ。
そこでアクシデントが発生! それは次回に。

主観的車の進化 その1