嗜好品

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在宅が多くなったせいで、うちで毎日コーヒーを飲む習慣になり
ました。といっても、せいぜい1日1~2杯ですが。

 

以前は、うちでコーヒーといえばネスプレッソマシンのカフェラテ
でした。カプセルに粉が入っているタイプで、豆の種類はいろいろ
ありますが、誰が煎れても味は均一です。

 

その後同じくネッスルのお茶マシーン(正式名不明)を買い、しばら
くはお茶ブームとなってました。これもカプセルタイプで、紅茶・
煎茶・玄米茶・ほうじ茶・ハーブティーとありますが、美味しい
お茶がいつでも均一の味で飲めるので愛用してました。

左がネスプレッソマシーン、右がお茶マシーン

ところが、お茶のカプセルはコスト高だったらしく、だいぶ前に製
造中止になりました。なんでも原料をスイスに送って作っていた
そうで、そりゃコストもかかったでしょう。

うちは最後に沢山カプセルを買いだめしたので、まだ数年は持ちそ
うですが、メーカー都合で販売中止だなんて、知らずに最後に器械
を買った人はかわいそうです。

 

でも、最近はちょっと飽きてきて、原点回帰で普通のコーヒーを飲
むようになりました。

ある日妻が、通販で、いろんな芸能人が薦めてるコーヒーメーカー
を買いたいと言いだして。コーヒーメーカーというと、むかしまだ
出たての頃、新し物好きの父が買って来たのですが、プラスチック
臭くてそれがトラウマになっていました。

 

これはミルとコーヒーメーカーの一体型で、豆を入れるとミルで
粉砕し、自動的にろ過されるそう。
燕三条にあるメーカーの商品で、有名なバリスタとの共同開発。
粉のひき方、お湯の注ぎ方、温度(87度)にこだわり、誰でもプロの
味が出せるとか。もちろんミルの刃は燕三条製。

録画した通販番組を見させられ、30分も説明を聞かされると洗脳さ
れてきます。
「まあ、そんなに変わらないと思うけど買ってみたら?」

 

30年ぐらい前の007の映画に、ボタンを押すと豆を挽いてドリップ
されたコーヒーが出てくるという器械が出て、こんなのあったら
便利と思ってましたが、いまほぼほぼ実現するとは。
長生きしててよかったです。

 

器械が届き、用意していた豆をミルに、水をタンクに入れます。
普通ドリップだと豆は一人1杯ですが、これは2杯近くでコスパが
悪い。スイッチを入れるとゴリゴリと豆を挽きだし、しばらくして
からお湯が放射状に注がれます。ちょっと時間がかかるので、朝の
忙しい時間には不向きかも。

左に豆、右に水を入れます。

挽きの粗さをいろいろ調節できますが、その違いはよくわからない。
いつでも均一の味が出せるというけど、豆の量の微妙な差でだいぶ
味も違います。

 

息子はコーヒーに関していろいろウンチクを語りますが、われわれ
はよく知らないし、そんなに豆にこだわっていないので、結局お店
のおすすめを買って挽いてます。

 

我々の目指す味は、うちの会社の裏にあった喫茶店のコーヒー。
でも、このコロナ禍のせいか閉店してしまい残念です。
最後にレシピを伝授してもらいたかった。

 

 

 

 

 

猛蜂注意