災い転じて福となせるか

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最近、うちの中でいろんな事故が勃発しました。

 

水漏れ
実家に行ったとき、書院の壁板から水が流れているのを発見。
中に入ると、トイレの手洗いの壁から水が染み出て床が水浸しです。
どうも水道管が破裂した様子。
すぐに知っている地元の水道屋さんに来て見てもらいました。

ニュースでやってましたが、消費者庁に苦情が多いのは水廻りの
修理だそうです。夜中にトラブルが起きると、慌ててよく調べもせ
ず、ネットのうたい文句を信じて頼み法外な料金を取られることも。
その点、なじみの店なら安心です。

 

水道の水漏れや床の修復は火災保険が下ります。
じつは書院の火災保険はやめようと思っていました。というのは、
最近は火災保険が下りたら必ず建て直すのが条件となり、歴史のあ
る建物を再建するのは不可能だからです。それに保険料が年々上がり、
5年ぶりに更新したら、前の掛金の3倍になっていました。
だけどやっぱり入っててよかったです。
ちなみに、落雷によってテレビやパソコンが壊れても火災保険は下
ります(保証条件によりますが)。

きれいに治りました。

 

倒木
夜中に激しく雨が降った翌朝、書院の庭の太いモミジの木が倒れて
いました。幹を見ると中がスカスカで、もう枯れていたようです。
さすがにこれだけ太いと自力で処理は無理なので、知り合いの
材木屋さんに頼みました。庭木もみんな古くなり、枯れたり倒れた
りしてきます。

破壊
夜、妻が風呂に入っているとき、ガシャーンと大きな音がしました。
慌て者だからまた何か落としたのかと。すると、妻が半裸状態で腕
から血を流して出てきました。風呂桶の中で転んで窓にぶつかり、
ガラスが割れたとのこと。

見に行くと、けっこう激しくガラスが割れていました、風呂桶の底
に溜まった入浴剤で足を滑らせたようです。腕には斜めに4カ所ほど
の切り傷が。血はそれほど出ていなくガラスの破片も入ってない様子。
でもこれぐらいのキズでよかったです。転んで頭でも打ったら大ごと。
さすがに地元のガラス屋さんは知らないので、リフォームを頼んだ
大工さんに紹介してもらいました。人のつながりは大事です。

 

転倒してガラスを割っても火災保険が下りると聞きました。続けて
頼むのも気が引けましたが、問合わせてみたら免責が3万円とのこと。
つまり、3万以下は出ないので断念しました。残念。

 

妻が無事だったのはお薬師様とご先祖様のご加護かも。
お彼岸前だったし、翌日二人でお墓の掃除をしてきました。

栄枯盛衰