秋の風景・出来事

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少し前まであんなに暑かったのに、いつの間にか涼しさを通り越し、
あっという間に寒くなってきました。

 

10月末、イチョウの木の下に沢山の銀杏が落ちてました。
あの臭いで皮を取るのは大変ですが、砂利道に落ちた銀杏は、適度
に車にひかれて潰れ、皮が剥けててちょうどいい感じ。あとは水洗
いして干しておくだけです。でも、たまに少し食べるのがよくて、
沢山あっても飽きますね。

紅葉も見ごろが過ぎ、終わりかけています。モミジの落ち葉は
「敷紅葉(しきもみじ)」というのだとか。洒落た名前ですが、
その後始末が大変。庭中落葉だらけになるので、年末の休みは
掃除で終始します。

何を思ったか妻が、突然干し柿を作り出しました。
田舎⇒干し柿⇒おばあちゃんというイメージですが、本格的におばあ
ちゃん化してきたか?
裏の食べられない渋柿ですが、面白いもので鳥も渋柿は食べません。
普通は軒先に吊るすのに、カラスに食べられるとか虫がたかるとか
言って、家の中で干してるのでジャマです。

東京に帰ると、翌日は孫(長男の二人の子供)の七五三。
お兄ちゃんは最初張り切っていたのに、何か気に入らないことがあっ
たらしく、写真を撮る時になってぐずりだし手が付けられません。
普段は聞きわけがいい子なのに意外でした。

 

しばらくぐずった後、パパと密約を交わしたらしく、やっと機嫌を
なおして拝殿へ。神主さんの祝詞のとき、二人共神妙に頭を下げて
いたのは愛らしかったです。

翌日、なんでぐずったのか本人に聞くと、知らない人(写真屋さん)
に写真を撮られるのが嫌だったのだとか。
子供心はわかりません。

旅と老人談議 その2