小児薬が足りない! PAT2 小児薬メーカーの使命

公開日: 

7月のブログで、国内の医療用医薬品が様々な要因で不足している
ということを書きましたが、その状況は今でも続いているようです。
とくにせきどめ薬の不足は、先日ニュースでも取り上げるほど。
小児用も同じで、当社も増産してもすぐに在庫がなくなる状態です。

以前にも書いた通り、いわゆる夏かぜ(ヘルパンギーナやプール熱)
の流行に加え、コロナウイルスも拡大しており、新学期が始まって
人の流れが活発になると更なる感染拡大が懸念され、ますます医薬
品の不足に拍車がかかりそうです。

 

当社のかぜ薬やせきどめ、鼻炎薬は、いまから約40年前に発売。
当時なかった「楽しく飲めるお薬」をコンセプトに、小児用市販薬
で初めて飲みやすいフルーツ味、かわいいデザイン、「こどもかぜ
くすり」というネーミングを採用しました。

 

それが小児薬の概念を変え、現在の小児薬のスタンダードになりま
したが、他社商品の乱立や少子化、小児の医療費無料化など逆風が
吹き、とくにせきどめは廃版も検討しようかと思うぐらいの状況で
した。

 

しかし、このコロナ禍で市販の小児薬が見なおされ、せきどめを
はじめ、かぜ薬や鼻炎薬が再びお子様の健康のお役に立つことが出
来、小児薬専門メーカーの責任において、つくり続けてきてよかっ
たとつくづく思います。

 

今後もしばらくは医薬品不足が続くと思いますので、いざという
ときのために市販薬を常備しておけば安心でしょう。そして、体調
の変化が現れた時には、早めの手当てを心がけてください。

 

とはいえ、お薬はあくまでもいざという時の備えです。
まずは、規則正しい生活、食事による栄養補給、うがい・手洗と
いった予防策をしっかりと行うことが大切です。

 

商品の紹介はこちら
https://www.uzukyumeigan.co.jp/products/#age

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶景絶句