葬儀事情

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一生の中で自分で葬儀の準備をする経験はそうそうないと思います
、先日の叔母の葬儀は、父・叔父・母についで4回目となりました。

 

父は30年前に病院で亡くなりましたが初めての経験で右往左往。
医者から余命を聞いてても、亡くなる前に葬儀社を探すなどという
のは不謹慎という思いもありました。

 

亡くなると病院から、早くドライアイスを用意して欲しいと言われ
ました。何の知識も準備もなく、こんな夜中にどこで?
すると病院から出入りの葬儀社があると助け船を出してくれました。
すぐに葬儀社の人がドライアイスの用意をしてくれて、葬儀費用の
話をしたいと。選り好みしてる暇などなく話を聞くことにしました。

 

名前を聞いたことのある葬儀社で、まあ、間違いないでしょう。
それに大体の予算を聞いて、そんなに高くないのでお願いすること
にしました。ところが、その後が大変。

 

病院から亡骸を自宅に運んでもらい翌日細かい葬儀費用の相談。
すると、昨日の費用は基本料金で、会場はもちろん、お棺、祭壇、
その他諸々は含まれていないと聞いてビックリ。
お棺とか祭壇はピンキリで、こちらが選ぶとそれじゃ故人が可哀想
だとか、弔問客に笑われるだとか、どんどん値段が上がっていき、
最終的に最初の値段の3倍以上になりました。

 

こういう時だから値段交渉も出来ず、結局言われるままに。しかも
それ以外に、いろんな人にけっこうな額のチップを用意しておいて
欲しいと言われました。当時は、結婚式なんかも、みんなにチップ
を配るというのは常識だったようです。

 

まあ、恥をかかない葬儀は出来ましたが、その後も追加料金がいろ
いろと発生し、最終的にはかなりの金額になりました。遺族のこん
な状況のときに料金がどんどん上がっていくのは釈然としません。

 

いろいろ勉強になったので次の叔父の葬儀のときは頑張りました。
どういう経緯で葬儀社を選んだか忘れましたが、金額の話になった
とき、含まれないものは何なのか、総額はいくらになるのかをハッキリ
聞きました。ちょうどその頃、葬儀費用の不明瞭さが問題になって
いて、タイムリーに葬儀の特集をテレビの番組でやっていたので参
考になりました。

 

でも、思わぬことがありました。叔父の住んでいた地域では、村の
組内の人たちが葬儀を仕切る習わしだったのです。
7∼8人で叔父の家に来て、新聞広告はどうする、受付は誰がやる、
会計はどうするなどと話合いがありました。
みんながやってくれたので、葬儀自体は楽で助かりましたが、その
後お礼にみんなに食事をご馳走するなど、気を使うことも。
いまはもうそういう習慣もないようです。

 

思わぬことがもう二つ。通夜の会場に親戚だと名乗る男性が弔問
に来て、通夜ふるまいの席に座り飲食してました。まったく知ら
ない人なので、そっと他の親戚に聞いてもみんな知らないと。
そのうちいつの間にかいなくなり、香典泥棒?と思ったけど、そ
れは無事。記帳も、もちろん香典も置いて行きませんでした。
ただ無銭飲食だけに来たのか?
新聞に訃報が載ると思わぬことが起きます。

 

葬儀真っ歳中にセコムから電話があり、お宅の警報が鳴っていま
すとのこと。訃報に葬儀の日にちが書いてあると、よく自宅に泥棒
が入ると聞いてます。もしや !!
セコムが駆け付けたら、置いていった2匹の飼い犬が家の台所で
暴れていたそうです。やれやれでした。

 

前回の叔母のときは、一度危篤といわれたときに、親戚が世話に
なった地元の斎場を持つ葬儀社を紹介してもらっていたので、慌て
ずに済みました。コロナ以来家族葬が主流だそうで、叔母の意思も
あり、うちうちだけですることに。むかしは自宅で通夜・葬儀を
したものですが、いまはほとんどが斎場で行うそうです。

 

斎場は新しくきれいで、遺族が通夜に泊まれる部屋はホテル以上
の豪華さ。泊まったうちの子供たちが、お風呂にもテレビが付いて
たと驚いていました。

その後、斎場の経営者が商工会で息子と一緒だということがわかり、
立派なお花を頂きました。
費用の方は、上記の部屋代もすべて含まれていて良心的。通夜振る
まいやお花、返礼品などを入れると、結局倍近い費用になりました
が、いいお葬式が出来ました。
葬儀が終わった後、千円払うと会員になれて次回の割引があり、
新規は一万円と言われ。取り敢えず会員になりました。
久しぶりに青くなりました